リアルかくれんぼ
昔公園で友達らとかくれんぼをした。かなり広い公園で隠れるには困らないけど、
問題は鬼になった時。只でさえ広くて大変なのに友達4人とも隠れ上手。
鬼には絶対なりたくなかった。
ジャンケンに勝ち、なんとか鬼を免れた僕はケンちゃんと一緒に公衆トイレの屋根の上に隠れた。
「皆どこに隠れたのかな」
「さあ?皆隠れるの上手いからな」
「でもター君は身体が大きいから
ショウ君達より先に見つかっちゃうかもね」
僕達は息を殺して、そこに隠れていた。
どの位たった頃だろうか・・・。ケンちゃんが「トイレ行ってくる」と僕に小さな声で言ってきた。
見つかるからと止めたけど我慢出来なかったのか、ケンちゃんは下に降りて行ってしまった。
その時「みーつけた」と声が聞こえた。どうやらケンちゃんが鬼に見つかってしまったらしい。
その日から鬼はケンちゃんの両親になった。
【解説】 → 最後のほうに、ケンちゃんは鬼に見つかった。実はその鬼は誘拐魔で、ケンちゃんは誘拐されてしまった。→「その日から鬼はケンちゃんの両親になった。」つまり、ケンちゃんの両親は誘拐されたケンちゃんを捜すため、かくれんぼの鬼になったという話です。
ここからは 鬼遊び編 魅音バージョンです。
心の中のリカ(今日は魅音の家に行って寿司でも食べるとしますか。
このメンバーで豪華なものをふるまうとしたら魅音しかいないものね。)
羽入(でもどうするんですか?魅音に同じ手は通用しないはずですよ。)
心の中のリカ(魅音も鬼を継ぐと言っても人の子よ、弱点は既に露出してるわ!)
リカちゃん(圭一、これで魅音の恥ずかしい姿を撮るといいのです、にぱ~。)
圭一(これはカメラじゃないか!え、え、いいのか、こんなことして・・・。)
リカちゃん(魅音がこんなことで負けるわけはないのです!)
圭一(そうだよな、よし!)
魅音(け、圭ちゃん、何とってるのよ!)
圭一(もちろん、魅音の武勇伝だよ。)
リカちゃん(では次は青なのですよ、にぱ~。)
圭一(ここで青とはな・・・。魅音、大丈夫か、ブラが見えたりとかしないかな?)
魅音(ちょ、ちょっと待ってー!)
リカちゃん(魅音、早く青を触らないと負けなのですよ。
5・4・3・2・1はい、魅音の負け~!)
魅音(圭ちゃん!なんで、勝負の邪魔するの~。)
圭一(どんな方法を使っても勝つようにするのがこの部活だろ!)
魅音(最低!)
圭一は魅音の攻撃をまともに受け吹っ飛んだ。
心の中のリカ(ちょっとやり過ぎたか・・・。圭一の変態セクハラ発言までは予想してなかったな!)
羽入(男の子ならよくあることなのですよ・・・。)