とあるコイン部屋





とある町で起こったこと。

1
人の男がある部屋に監禁された。男が目を覚ますと声がした。



「そこのダンボールの中から両面が同じ模様のコインを見つけろ」



目の前には大きいダンボールがあった。開けてみると中にはたくさんのコインが。



「両面同じものを見つけたら、机の上にある写真機でコインを撮るんだ。

見つけるまで帰れはしない。写真はそこのFAXで送れ。」



もちろんFAXには決められた番号にしか送れないようになっていた。

男はダンボールの中を全力で探した・・。

そして両面同じコインを見つけた。写真を撮ってFAXで送ろうとしたとき男は気づいた。

もう、一生この部屋から出られないのだと。





























【解説】

両面が同じコインを見つけたところで、両面一気に写真で撮ることはできないのだ。

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